実はいろいろある⁉HipHopダンスの種類

こんにちは！広島ダンススクールリアンです。

ヒップホップダンスとは一つのダンスのジャンルですが、実は数種類のスタイルに分けられます。

さらに時代の流れ等によって変化するのもヒップホップダンスの特徴で定義することが難しいダンスのジャンルです。

ここで今回はヒップホップダンスの種類についてご紹介します。

ヒップホップダンスを踊る人形

ヒップホップダンスの種類

ミドルスクール

定義は曖昧ですが、1980年代後半から1990年代の音楽に合わせて踊られたヒップホップです。スピードの速い曲調に合わせて、軽快なステップを踏むダンスであり、重い音の音楽を使用することが多く、沈み込むような動きをしたり、あえて音を遅らせたりするなどの特徴があります。

MCハマーやボビーブラウンなどのダンスが、当てはまります。

アンダーグラウンド

1980年代後半から1990年代に流行したミドルスクールと、1990年以降流行しているニュースクールを合わせたようなヒップホップダンスが、アンダーグラウンドです。重厚なグルーブを感じさせる独特なノリやステップ、ねじるような柔らかな身体の動き、力強く踏み込んでいくような動作などが特徴です。

重低音が響く曲に合わせて踊ることが多く、強めのビートを感じられるはず。略して「アングラ」と呼ばれることもあります。

ヒップホップダンスを踊る男性の上半身

LAスタイル

名前の通り、ロサンゼルスで生まれたヒップホップミュージックに合わせて踊るヒップホップスタイルで、スタイルヒップホップと呼ばれることもあります。

細かい音や歌詞を生かした振り付けも多く、歌詞の意味を振付にするなど、おしゃれな振付が特長です。

最近人気の高まっているジャンルの一つでもあります。表現の仕方によってさまざまな雰囲気を味わうことができます。

ヒップホップダンスを踊る男性

ジャズヒップホップ

ジャズダンスの要素とヒップホップダンスの要素を融合したスタイルです。なめらかなジャズの動きと、ヒップホップのダイナミックスさが合わさって、さまざまな表現を生み出します。アップテンポの曲に合わせることが多く、スローな曲やバラードなどに合わせて踊られることはほとんどありません。ジャズ寄りのもの、ヒップホップ寄りのものとさまざまで、振付師によって印象が大きく変わります。

R&Bヒップホップ

R&Bミュージックに合わせて踊るヒップホップダンスです。大人っぽいおしゃれな雰囲気のダンスです。歌詞の内容を表現する振り付けなどが含まれ、歌詞の世界観に浸りやすいのも特徴。男女がストーリー性を持たせた振付で、その世界観に浸りながら踊ることができるのも魅力。スローテンポでありながら、ダイナミックな踊りをするため、見ごたえもあります。

バックダンサー向けのダンスでもあり、アーティストのMVなどでもよく使用されています。

ヒップホップダンスを踊る男性の身体

ガールズヒップホップ

女性らしさを活かしたヒップホップダンスでボディラインを強調するような振り付けが特徴的なのが、ガールズヒップホップです。胸や腰などのボディラインを強調する動きが多くセクシーな振り付けなので、ダンススクールでも人気があります。衣装も露出が多かったり、可愛らしかったりすることが多く、セクシーさやキュートさを表現したいときに取り入れられるダンスです。