ダンスで鍛えられるのは速筋、遅筋?

ダンスで鍛えられるのは速筋、遅筋のどちらでしょう?

筋肉は筋繊維という髪の毛一本くらいの細長い繊維状の細胞を束ねたものです。

筋肉には大きく速筋と遅筋に分類されるのをご存知でしょうか。

 

私たちの筋肉は、この二つの筋繊維が、

混ざり合うことによって構成されています。

 

速筋とは、短距離や、ウエイトトレーニングなどの無酸素運動で鍛えられる、

瞬発的な運動で使われる筋肉のことです。

 

遅筋とは、長距離やダンスなどの有酸素運動で鍛えられる、

持久力のある筋肉のことで、普段から使っている筋肉のことです。

私たちの筋肉の70~80%は遅筋です。

 

速筋を鍛えるには、ベンチプレスなどのウエイトトレーニングや

短距離のダッシュなど瞬発力を必要とするトレーニングが効果的です。

速筋は発達しやすいため、トレーニングを行えば

引き締まった身体の形成に繋がりやすいです。

 

遅筋は、持続した軽い負荷の筋トレで、鍛えることができます。

遅筋を鍛えるには、ランニングなどの有酸素運動が効果的です。

遅筋を鍛えることで筋持久力がついて長時間の運動でもバテにくい身体になります。

 

見た目でも明らかに違います。

マッチョな身体は速筋が発達、

マラソン選手のような身体は遅筋が発達しています。

 

ダンスは速筋と遅筋のどちらが鍛えられるのか?

基本ダンスは有酸素運動なので遅筋が鍛えられます。

ただ、チアダンスやブレイクダンスなど、

瞬発的に筋肉を使う動きが多いダンスでは速筋が鍛えられます。

 

ジャズダンスなど、比較的のびやかで

ゆっくりと踊ることの多いダンスでは遅筋が鍛えられます。

 

キレッキレのダンスを踊るには、

瞬発力が必要な速筋も鍛えておく必要があります。

 

ダンスは、速筋、遅筋の両方が鍛えられる

バランスがいい運動だと言えます。

 

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