カッコかわいい!?アイドルダンスとは？

こんにちは！広島ダンススクールリアンです。

みなさんはアイドルダンスと聞くとどんなダンスを想像しますか？

実をいうと「アイドルダンス」という明確な定義はなく、アイドルが踊ればそれがいわゆるアイドルダンスなのです。

今回はそのアイドルダンスについてお伝えします。

煌びやかなステージ

アイドルダンスとは!?

アイドルダンスは、ヒップホップやジャズダンスといったジャンルの枠組みがありません。日本のアイドルグループと言えばAKB48や、ももクロ、モー娘。が代表的な存在ですが、彼女たちアイドルが踊るものをアイドルダンスと呼んでいるのです。例えば、アイドルが女の子らしいカワイイ動きを取り入れたとしても、ヒップホップダンスのような動きを取り入れたとしても、アイドルが踊ればアイドルダンスとなります。女性アイドルだけでなく、男性アイドルが踊るダンスも同様です。

アイドルダンスは奥が深い！

先述したように、アイドルが踊ればそれがアイドルダンスとなる訳ですが、ただ曲に合わせて可愛く／かっこよく踊っているだけではありません。今やアイドルが踊る振り付けは年々レベルが上がってきています。例えば韓国アイドル。もはや日本でも不動の地位を確立した韓国アイドルグループですが、そのダンスのレベルの高さは世界的に見ても水準を大幅に超えるほど個々の実力者が揃っているグループが多くいます。韓国では長い練習生期間を経てからデビューするアイドルが多く、デビュー間もないグループでもパフォーマンスのレベルがかなり高いと言えます。

アイドルダンスの特徴

メッセージ性

多くのアイドルダンスは、歌詞と連動して振付けされています。例えば「好き」というワードに対して手やカラダでハートの形を表現したり、「想い」というワードでは手を胸に充てるなどです。連動しているのは何も歌詞だけではありません、歌詞の裏に隠された“想い”を振付けで表現することもあります。悲しさを表現した振りや楽しさ・嬉しさを表現したりと様々です。

観客の合いの手

アイドルの歌の多くは、“コール”と呼ばれる観客の合いの手で補完されることによって完成します。観客と一緒に盛り上がるために設定された振付けも多く、好きなアイドルのライブに行く前に完璧に覚えて会場で一緒に踊って盛り上がったりするのではないでしょうか。他のダンスで言うと“煽り”という設定が多いのもアイドルダンスの特徴です。

コピーしやすい振り付け

他のダンスに比べてアイドルを見に来る層はダンス未経験が多いため、振付けには分かりやすさを求められます。時には小さな女の子でも真似しやすいように、単純化された振付けが多用されることもあります。ミュージックビデオには通常のバージョンと、ダンスが見やすいように正面から見た視点に固定されたダンスショットバージョンが用意されることもあります。動画投稿サイトの「踊ってみた」シリーズが人気を集めていることでも、その需要の大きさが分かるでしょう。最近の韓国アイドルの動画ではアイドル自身が振り付けの解説を行っている動画も多くみられます。

ちなみにAKBグループなどでは、いわゆる「推しカメラ」と呼ばれるショットも存在しており、ある一人のダンスを通しで確認できるようにもなっています。